産後腰痛と産後骨盤矯正ならパート2【新居浜市高専まえ整体院】
今回は産後の腰痛と産後骨盤矯正での関連性をより詳しく解説していきます!
腰椎の動きを見てみましょう
L1後屈、L2側屈、L3回旋、L4股関節、L5前屈….
特に3番、4番で変性が起こしやすく、このことから股関節、腰方形筋が硬くなります。
股関節は薄筋という閉鎖孔を通る筋肉、中臀筋(大転子)、梨状筋(大転子)という歩行に欠かせない筋肉です。縫工筋という姿勢を維持する筋肉があり、縫工筋が萎縮すると猫背になる。これにより内臓圧迫が起き、老化につながる。とされています。
内臓が弱まると、大腰筋という筋肉がこれを戻そうと作用し、ぎっくり腰などの症状を起こす。よく長時間労働者に多く腰痛が
起きやすいのですが育児を仕事に例えると長時間労働者同等だと考えています。
産後の抱っこをする、抱っこ紐、おんぶ、床のものを取ろうとする動作、起き上がり動作、顔を洗う動作、つまづいた時にグキッとなる。赤ちゃんを抱きかかえた瞬間にぎくっとなる、などが考えられます。
整体という技術
産後腰痛というものは複合的に見ていかないとなかなか良い結果になりません。それだけ育児家事って毎日のことです。毎日痛めていると言っても過言ではないです。
だからこそ、正しい産後腰痛ケアとして産後骨盤矯正は必須だと感じております。
一番初めに腰痛を感じた時はまず、歩けないぐらいの腰痛であれば、必ず炎症反応がありますので整形外科の受診か安静をおすすめします。
安静というのはじっとして冷やすということです。
痛いところをまずアイスノンなどで冷やしましょう。
それから湿布やコルセット、骨盤ベルトの流れになっていきます。
そして、腰痛を素早くケアするには接骨院、整体院で腰痛ケア、もしくは産後骨盤矯正おすすめします。
痛みがだんだん取れてから温熱療法としてお風呂の入り方やホットパックなどで温めて筋肉の緊張をほぐしていくことが大事です。最後に腰痛の再発防止のために運動療法が最も重要です。腹筋体操や腹筋の強化となります。
この腰痛のケアに対する順番を間違えてしまうと腰痛が逆に悪化することもありますので初めは必ず痛いところは冷やしましょう。
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/athletic_injury.html
引用元:日本整形外科学会/応急処置(RICE 処置)
さらに産後腰痛と睡眠も関連しております。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/48/5/48_12005/_pdf/-char/ja
<引用元:産後女性を対象とした睡眠障害と腰痛の研究結果>
抜粋しますと
『産後女性を対象とした本研究においても,睡眠障害は慢性LBPP を持続させ,一般成人を対象とした研究と同様の結果が得られた。本研究結果より、産後の睡眠障害は慢性LBPPの持続へ影響を与える因子のひとつであることが示唆された。本邦における産後の睡眠へのケアは,助産師による入院中の産後早期の女性に対する指導や介入に限られており 、退院後のケアは不足している。さらに,理学療法介入はほとんどなされていないのが現状である。産後女性において,日中の子どもの世話による身体活動や家事による身体活動が睡眠時間と関連するため、日中の育児や家事による身体活動を向上させるような理学療法士による指導は,睡眠障害の改善に有効となる可能性がある。』
と研究では出ております。
やはり理学療法士と同じ国家資格の柔道整復師ができる身体へのケアも必要と考えております。産後腰痛って色々な観点から推測し、それに伴った適切なケアが求められます。さらに、産後からの月経再開でホルモンバランスと腰痛の関係性もあります。
引用元: 産後の月経再開が腰痛骨盤痛に与える影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2016/0/2016_1402/_pdf/-char/ja
抜粋しますと
本研究により,産後月経が再開してからの期間が短い,もしくは再開していない女性は月経が再開してからの期間が長 い女性と比較して,LBPP の有病率が高いという結果が得られ,産後の無月経期間の長さは,産後の LBPP のリスクファクター となる可能性が示唆された。
とあります。
まとめ
育児家事からの疲れからくるものだけでなく育児ストレスによって腰痛になること、産後生理が始まることでホルモンバランスの崩れから仙腸関節の緩みが起きての腰痛になることもあります。この産後からは女性ホルモンバランスが乱れたことで腰痛が起きることがわかりました。
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